ドラム式洗濯機:Q&A

ドラム式洗濯機ドラム式のお悩み解決        


◆ドラム式洗濯機乾燥システムのトラブル対応
◆ドラム式洗濯機、においのトラブル対応
◆ドラム式洗濯機、洗濯すると汚れが付いてくる
◆ドラム式洗濯機を綺麗にたもつには!
◆ドラム式洗濯機・分解クリーニングのタイミング
◆ドラム式洗濯機を長持ちさせたい!!    


  

◆ドラム式洗濯機乾燥システムのトラブル対応◆

Q:乾燥が不十分、できない
A:乾燥フィルターを掃除してもエラー表示が出る時は、乾燥システム内部の分解掃除が必要です。
  無理をして使い続けるとファンモーターやヒーターが故障して、部品交換が必要になります。
Q:なぜフィルターが詰まりやすい?
A1:木綿製品、特にタオルなどのパイル織の生地の繊維くずが主な原因です。
  新品のタオルなどは、脱水までにしてください。
  脱水後は部屋干しか日陰に干します。
  乾いたタオルの両サイドを持って強く振り払い、繊維くずの舞い上がりが少なくなってから乾燥にかけれます。
A2:柔軟剤の使用量が多すぎると、柔軟剤ミストがフィルターに張り付き、フィルターの汚れを落ちにくくします。
Q:繊維くずの出にくい使い方は?
A:すすぎ洗いは、【注水】すすぎに設定しましょう。この場合柔軟剤は使えません。

 ※ 日立のドラム式は、工場出荷時には、乾燥除湿方式が空冷式に設定されています。
   取扱説明書に従って、水冷式に設定してください。

 

◆ドラム式洗濯機、においのトラブル対応◆

Q:洗濯機のなかが臭いです
A①:洗濯機の中の臭いの原因は汚れの蓄積です。
  汚れの種類は、洗濯物の汚れ移り、洗剤・柔軟剤の残りが酸化したものがあります。
A②:柔軟剤の使用量が多すぎる場合は、柔軟剤のミストが送風通路に張り付いて酸化し、悪臭の原因となります。
  槽洗浄で送風通路を洗うことはできませんので、分解クリーニングをご検討ください。
Q:臭いを消すのにはどうすればよいですか?
A:日頃のお手入れ、槽洗浄をしてください。(槽洗浄の仕方をご覧ください)
Q:洗濯をしたのに臭いものがあります
A:洗濯物全てが臭いのは、洗濯機側に原因があります。槽洗浄をしましょう。
  洗ったもののうち特定のものが臭いのは、そのものに原因があります。
  洗うと汚れは落ちますが、雑菌が残っていて乾燥段階で雑菌が増殖するときに臭い物質を作ります。
  殺菌の仕方a:殺菌濃度に薄めたキッチンハイターに一晩漬けおきます。色落ちに気を付けてください。
  殺菌の仕方b:熱湯につけて殺菌します。(加熱すると縮むものは避けてください)
  殺菌の仕方c:タオル一本ならラップで包み、電子レンジで加熱してもよいです。

 

◆ドラム式洗濯機、洗濯すると汚れが付いてくる◆

A:洗濯物に付いてくる汚れは、洗濯物の汚れが洗剤・柔軟剤の残りと混ざり蓄積したものです。
  この汚れの初期段階では、洗濯機の内部でヌメリ汚れとなっています。
  ヌメリ汚れが重なると、汚れの塊になります。
  塊が限界を超えてはがれ、洗濯物に付着します。
  このタイミングで槽洗浄をしますと、数回の槽洗浄をしてもその汚れを取りきることはできません。
  分解クリーニングをお勧めします。

 

◆ドラム式洗濯機を綺麗にたもつには!◆

A①:①メーカー品の洗浄クリーナーで、槽洗浄コースを使用する
   ②市販品の洗濯槽専用洗浄クリーナーで槽洗浄をする・・塩素系洗濯槽クリーナーをお使いください
    市販品は界面活性剤を含んでいますので、洗濯機によっては洗濯機の泡消しセンサーが作用し、洗浄液を薄めてしまい、
    洗浄の効果が出ない場合があります。
    このようなときは、槽洗浄コースは不向きですので手動で行ってください。
    手動手順は、(洗濯機により異なります)
     通常洗濯コース➡【水量自動・洗い時間最大・注水すすぎ2回・脱水3分】⇒設定後スタート
     ➡注水完了・一時停止・水道元栓を閉める⇒クリーナー入れる⇒再スタート⇒洗い時間最大の1/3を過ぎたところで
     一時停止3時間
    (洗い最大時間20分なら、6分。この時間内で泡けしセンサーが働くと水道を閉めているので注水エラー表示になります
     ⇒一時停止をして3時間放置)

 

     【再スタート⇒洗い時間最大の1/3を過ぎたところで一時停止3時間】の行程を3回終了したのちに水道元栓を開けます。
     合計9時間の停止ですが、洗い時間を含め4または5回に分割すると、さらに良いでしょう。
     一時停止ボタンで再スタートをして洗い時間の残り・すすぎ・脱水をして終了です。

     ※ 2か月ごとに槽洗浄を行ってください
      槽洗浄を行っても洗濯物に汚れが付いてくる場合は、洗濯機内部の汚れが取り切れていませんので、
      分解クリーニングをお勧めします。        

 

    A②:注水すすぎを多用する
   注水すすぎとは、自動的に水道水を注水し、オーバーフローした余水を排出します。
   汚れ・繊維くず・洗剤成分も相当量排出されます。
   注水すすぎでは、柔軟剤をセットしても排出されてしまいます。
   注水すすぎ運転と、通常洗い運転とを隔日交互に設定すると良いでしょう。

A③:洗剤・柔軟剤は適量を
   洗濯機内部に付着する、洗剤・柔軟剤の残りは汚れの原因です。
   適量を使用してください。
   使用量が多すぎると、良いことは何ひとつありません。
   すすぎ洗いで洗剤成分の残りが少ないほど、柔軟剤の使用量は少なくても効果が出ます。
   洗剤が必要量よりも少なすぎると、白い生地は黒ずんできます。

A④:洗濯機内部の湿度を下げておく
   ドラム式洗濯機は密閉度が高いために、内部の湿度は下がりません。
   乾燥機を使用した後でも扉を開けておくと良いでしょう。
   小さなお子様の入り込み防止として、扉が閉まらないように、自転車のビニルチュウブワイヤー錠を
   扉と洗濯機本体とを、連結している部分に巻き付けると良いと思います。

 

◆ドラム式洗濯機・分解クリーニングのタイミング◆

A①:洗濯機内部が臭い
A②:洗濯物に汚れが付いてくる
A③:槽洗浄をしても洗濯物に汚れが付いてくる
A④:洗濯機を購入使い始めてから3年以上経過している。定期的な槽洗浄をしていない
A⑤:乾燥フィルターを掃除しても改善しない
A➅:糸くずフィルターの取り付け内部にヌメリ汚れが付いている
A⑦:洗剤ケース取り付け内部の天井部分に、カビが生えている

 

  ※テクニウオッシュニキの分解クリーニングをご利用下さった後は、
   日頃のメンテナンス・定期的な槽洗浄・注水すすぎ・適量の洗剤柔軟剤・・このようにお使いくださいますと、
   分解クリーニングのご利用は、乾燥エラーを除いて4年に一度で良いと思います。

 

◆ドラム式洗濯機を長持ちさせたい!!◆

A①:日頃のメンテナンス・定期的な槽洗浄・注水すすぎ・適量の洗剤柔軟剤をおまもりください
A②:洗濯時、乾燥時ともに洗濯物を制限以上に入れない
A③:水分を含むと重くなるものをまとめて入れない・・木綿のタオルケット・シーツ・バスタオル・スポンジクッションなど
A④:一つの洗濯ネットに詰め込まない
A⑤:スタートボタンを押した後も、終了までの間は時々洗濯機が動いている様子を眺めてください
   眺めるだけでも、洗濯機の動作異常、故障の前兆に気付くことがあります

 

  ※ 故障などにより、急な買い替えが必要になった時、使い勝手が良いなどのお望みのものが買えないことがあります
   早めに気づくことにより、品定めに十分な時間をとることもできます