ドラム式洗濯機使いこなす
★目詰まりを軽減させる方法
・糸くずの出る衣類などは乾燥機を使わない。
木綿製品、特に新品おろしたてのパイル織のタオルなど,これらの製品は脱水までとし、乾燥は日陰干しまたは部屋干しにします。4~5回使用したのち、糸くずの出方が少なくなってから乾燥モードが使えます。
・注水すすぎに設定する
洗濯回数2回に一回の割で、すすぎモードを注水すすぎに設定します。注水すすぎは、すすぎ工程の際に糸くずを排出します。
・自動槽洗浄モードがある洗濯機は、常時設定にしましょう。
・日立のドラム式は除湿方式を水冷に設定する
日立のドラム式は乾燥除湿方式が空冷式に設定されています。取扱説明書に従って、水冷式に設定してください。水冷効果により糸くずの詰まりが軽減され、排水トラップからの臭い上がりを防ぐことが出来ます。
・柔軟剤は控えめに‥柔軟剤が多すぎると乾燥の際に柔軟剤ミストが乾燥風通路に吸い込まれ、フィルター、乾燥機本体の詰まりを早めます。
乾燥フィルターはその役目上、糸くずを吸い込んで目詰まりとなります。
目詰まり状態は乾燥風の通りを妨げます。
その結果
・乾燥に時間がかかる
・生乾きで終わる
・電気代を無駄に浪費する
・乾燥機の故障要因となる
等々の不具合を招きます。
《取り外し乾燥フィルター》のお掃除には、毛先が細く柔らかい歯ブラシを使いましょう。
ほこりをとっても目詰まりしているならば、《洗濯槽カビキラー》の原液を、歯ブラシでフィルターに塗り付け、30分置いてから水道水で洗い流します。
汚れが取り切れていないときは、歯ブラシでやさしく洗いましょう。
洗い終わったなら、柔らかいタオルなどをフィルターにそっと押し当てて水分をふき取ります。
◎市販の歯ブラシを写真のように加工します。ライターを使って曲げたい部分の周囲を遠火で温めます。
好みの角度をキープして水道の流水で冷やします。
糸くずフィルターのお手入れしてますか。 糸くずフィルターが詰まってくると、水の通り道には、汚れがたまりやすくなります。
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シャワーはドラム内のたまり水が、モーターポンプにより糸くずフィルターを経由して循環します。 シャワー機能が搭載されている洗濯機では、洗剤液・すすぎ水が〔洗い〕〔すすぎ〕工程で洗濯物の上部に間欠的に注がれます。シャワーの出口が糸くずなどで目詰まりすると、シャワーの出方が悪くなり、 〔洗い〕〔すすぎ〕が十分にできませんので分解掃除が必要です。
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シャワーのための洗濯水の循環が悪くなると 、モーターポンプの故障の原因にもなります。
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糸くずフィルターは、メーカーごとに形状が異なります。ほとんどの糸くずフィルターはマス目が粗いため、糸くずの多くが通り抜けます。
通り抜けた糸くずは、シャワー出口をふさぎ、洗いすすぎの効果を妨げます。
市販品の台所用くず取りネット(ネットのサイズは細く短いもの)を使用します。 矢印の始末ひもが吸い込まれますので、ネットを裏返します。
ネットを裏返して使用
ネットの口元を輪ゴムで、しっかり止めます。止めないで使用すると、ネットが糸くずフィルターのパッキンに挟まり、水漏れの原因になります。
同様に糸くずフィルターの 中ほども止めます。
ネットが吸い込まれないよう、矢印方向にタルミの無いように、調整してください。
ネットが糸くずで目詰まりすると排水不良になりますので、丸印の部分はフタマス程度開けます。
排水不良を防ぐため、ネットは頻繁に取り換えましょう。